2016年8月24日水曜日

高松琴平電気鉄道


路線図
琴平線(高松築港〜琴電琴平)32.9㎞

 ことでん3路線の中で本線格なのが琴平線。もともとは瓦町が起点だったが、現在はJR高松駅やフェリーの高松港が間近な高松築港が玄関口になっている。

高松築港駅にて
玉藻公園の脇に起点高松築港駅がある。ここは琴平線
(ラインカラー、黄)と長尾線(同、青緑)の始発駅。
JR高松駅からは約300m、乗り換えはやや不便だが、
フェリーとのアクセスが良い。          
高松城(玉藻城)艮櫓と琴平線電車
この城は堀には海水が導かれている海城。松平氏の居
城。貫通扉上のヘッドライト2灯、パノラミックウィ
ンドウは京王の名車5000形で、現在は1100形電車を名
乗る。                     

片原町に進入する琴平線電車
1200形電車。旧京浜急行700形

檀紙富士(六ッ目山)に向かって走る。
一宮駅で高松築港行が待っている。

終点の琴電琴平まで32.9㎞を60分ちょうど。30分間隔。
JRは62〜3分でほぼ互角、朝の上り、夕方の下りに快速
があり、こちらは50分を切る。ほぼ1時間おき。   

長尾線(瓦町〜長尾)14.6㎞
 
 高松築港を起点とする長尾線だが、古くは瓦町から出発していた。車両が琴平線と同じ18m車であることから、高松築港を起点とするようになった。終点長尾は四国八十七番札所長尾寺がある。

長尾線 平木駅にて 長尾方面を望む
電車は琴平線と同じ1200形。どちらも18m

 
長尾線 平木駅にて 高松築港方面を望む
長尾線には車両区がないため、様々な駅の
留置線に停められている。       
 
白山(讃岐七富士の一つ)の山麓を廻って終点へ。
讃岐平野を特徴付ける円錐状の山々。それらは通称
おにぎり山ともいわれている。中央部はマグマが冷
えて出来た安山岩、周囲は深層岩である花崗岩から
なる。                    

志度線(瓦町〜琴電志度)12.5㎞

カーブが多く駅間も短いため、唯一16m車が導入されている志度線。テーブルマウンテン状の屋島、それと対照的なごつごつした五剣山、穏やかな瀬戸内海、そしてエレキテルの平賀源内等々、観光資源と変化に富んだ路線だ。

六万寺 600形は元名古屋市営
地下鉄250形。貫通扉と行き先表示
が左に寄っているのが特徴。   

車窓風景が最も変化に富んだ志度線
光にあふれた瀬戸内海が美しい。 

700形電車は元名古屋市営地下鉄300形。志度線の
電車はすべて16m車である。         

(2016/8/24,28乗車)

 


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