2018年5月9日水曜日

日本一の絶景鉄道(ケーブル部門)

 これまでも何度となく触れたように、ケーブルカーは鉄道の仲間である。日本には一体どれほどのケーブルカーがあるのだろうと、思いつくままに北から順に数えてみたのが次のリストだ。厳密な名称ではなく、大雑把な場所で示したものもある。このほかにも旅館がエレベーター代わりに敷いた線路もあるのだが、ここでは一応鉄道法によって定められたものだけを取り上げてみた。

 青函トンネル記念館(青森)、黒部・立山(富山)、筑波山(茨城)、高尾山・御岳山(東京)、大山・箱根(神奈川)、十国峠(静岡)、坂本ケーブル(滋賀)、叡山ケーブル・鞍馬寺・天橋立(京都)、生駒山(奈良)、男山・信貴山(大阪)、高野山(和歌山)、妙見山・六甲山・摩耶山(兵庫)、八栗(香川)、皿倉山(福岡)、別府ラクテンチ(大分)

 このうち八栗と別府のケーブルには残念ながらまだ乗車したことがない。であるから、これから紹介するのはあくまでも中間報告、暫定レポートであることを言い訳のように記しておきたい。

「馬鹿と煙は高いところが好き」というのは、舞い上がって目立ちたがる者を揶揄した言い回しだが、目立ちたいとは思わないものの高いところは絶景がつきものだから是非訪れてみたいもの。ケーブルカーの魅力はそれに尽きると言っても良い。
妙見山のケーブルカー
乗車中の車両は左側を通ります。

 と記すと、青函トンネル記念館のケーブルカーは地下200㍍まで潜るためのものだと、突っ込みを入れられそうである。確かに…ほかにも黒部のケーブルも全線トンネルの中。
 まあ、例外はあるにせよ概ねケーブルカーは見晴らしが良いものだ…と記しておくが、実は周囲の樹木に遮られて、山頂の展望台まで少し歩かないと絶景にお目にかかれないというのが大半である。乗車している人達も、一番面白がっているのは、中間地点での擦れ違いであったりする。あの変なポイントはどうなっているのだろうか。どうして車両はぶつからずに左右に分かれるのだろうかと思いながら眺めているのは楽しいものだ。

 
 そのような中で、正真正銘の絶景鉄道といえば、間違いなくここだ。




 日本三景の中で、ケーブルカーから眺められるのはここ、天橋立だけ。お勧めです!
なお、山頂に着いたら是非有名な「天橋立、股除き」に挑戦しましょう。馬鹿にせず、恥ずかしがらずにやってみると、本当に感動します。不思議なことに、撮影した写真を逆さにしてもあの感動はないのです。お試しあれ!
(2018/5/9乗車)

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匿名 さんのコメント...

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